異色の経歴を持つオーナーの “NEW STANDARD”なBARBER

BARBER SHOP NEW STANDARD


店舗名

BARBER SHOP NEW STANDARD


2015年、たった一人で始めた小さなバーバーショップが、今では仲間も増え、エリアの人気店舗となっている。
「BARBER SHOP NEW STANDARD」だ。
店名の通り、これまでの“普通”にとらわれない、新しいスタンダードをこの場所から届けたいという想いから名づけられた。
アパレルブランドNatal Designの創業者であるが、理容の世界に舞い戻ってきたという異色の経歴を持つオーナーのシモケンさんにこれまでの軌跡やBARBER業界についての思いを語ってもらった。


「床屋」を離れた10数年、その先に見えたもの

専門学校を卒業後、地元の理容室で修行。5年ほど複数の店舗を経験し、基礎から応用まで理容の技術をしっかりと身につけたそう。
一方でちょうどその頃、アパレルブランドを立ち上げ、しばらくは理容の現場から離れることに。
だが、完全にやめたわけではなく、老人ホームでの訪問カットや友人の髪を切るなど、細く長く理容の世界と繋がっていたそう。
その中で「やっぱり床屋をやりたい」という気持ちがじわじわと湧き上がり、再びこの世界にカムバック。2〜3年地元の理容室に勤務し、そして立ち上げたのが、BARBER SHOP NEW STANDARDだ。

髪をいじるのが、好きだった

10代の頃からドレッドやパンチパーマなど、いろんな髪型にチャレンジしたというシモケンさん。
自分でドレッドをかけに行って、技術を目で盗んで、友達の髪で試してみたり…「自分でできるようになりたい」その思いが、いつしか今に繋がっていた。
「ヘアスタイルがバシッと決まると、1日が楽しくなる。髪型が日常の一部になって、生活の質まで変わる。そんな体験を、ひとりでも多くのお客さんに届けたい」と想いを熱く語ってくれた。

大人がリラックスできる、洒落た空間を目指して

シモケンさんの目指す店舗作りは、大人の男性がリラックスしながら、洒落た時間を過ごせる空間だ。店内は、他のお客様と目が合わないように鏡や椅子の配置を工夫。
また、店舗に置かれている家具たちもシモケンさんが一点一点厳選したものだ。拘りのアメリカンヴィンテージな雰囲気を是非体感して欲しい。

スタイルは自由自在。お客様の“今”に寄り添う

人気のメニューとしてはフェードカットが多く、30〜50代がメインの客層。学生にはツイストなどの特殊系も人気で、ジャンルにとらわれず幅広く対応している。
埼玉や鎌倉など遠方から車で通っているお客様も少なくないそう。



モノづくりもどんどん広げていきたい

最後にシモケンさんの今後の目標と理容業界を目指す人へのメッセージを伺った。


Q BARBER業界について

A.専門卒業のタイミングでカリスマ美容師ブームがきたがその時は理容師にして失敗したなと思ったが、今となってはよかったなと思っている。
歳を重ねると美容室の雰囲気が落ち着かなくなってくるし、 BARBERは毎日新しい発見があって楽しい。

Q.今後の目標と展望

A.現在は1店舗のみなので、店舗展開も視野に入れている。
スタッフをしっかり育てながら、もう2店舗ほど増やしていきたい。都心にも出店しようか検討している。
また、これまで取り組んできたアパレルやモノづくりも、さらに広げていく予定。

Q.どんなモノづくりをしていく?

A.すでにキャップやコーヒーなどのコラボは実現していて、将来的には化粧品やスキンケア商品の開発も検討している。

理容業界を目指す人たちへのメッセージ

本当にカッコいい仕事。髪型も服装もタトゥーも自由。好きな音楽を流しながら、自分らしく働ける。そして何より、人をオシャレにするって、めちゃくちゃ楽しい。日々、新しい発見があって、飽きることがない。

「ちょっと気になるな」くらいの感覚で、まずは覗いてみてください。理容のイメージがきっと変わるはずですよ。


店舗情報

BARBER SHOP NEW STANDARD

〒191-0032 東京都日野市三沢1-33-1